日経平均、下値模索から自律反発の動きか
【1】日米主要指標は「売転換」のさなか
(1)相場の転換点を示す「カギ足」チャートでは日米株価とも、まだハッキリ
しない、あえて言えば軟調な展開が予想されます。
1月13日に、日経平均は8,410円の水準で、TOPIXは814ptsの水準で「売転換」中
であり、1月14日には、NYダウは8,200ドル、NASDAQは1,490ptsで「売転換」と
なっています。ただし、いずれの指標とも「底値圏」での示現であり、目先は
「下値」模索の動きも大きな下げはなさそうです。
(2)日経平均は年初来、3週連続週足陰線となり、1月23日安値7,745円とか26日
の安値7,671円など8,000円下での「底練り」状態です。また25日移動平均線から
みた「下方乖離」は9%以上となり、この水準からさらに新規のウリを誘うには
リスクが大きそうです。
(3)「カギ足」でみた、現時点での次回「買いシグナル」をチエックしておきましょう。
日経平均は8,050円、TOPIXは798ptsと「買いシグナル値」が大分低くなってきました。
またNYダウは8,228ドル、NASDAQは1,507ptsです。
(4)「売転換」中の日経平均について、今後の下値メドを探つてみますと、心理的
フシ目の7,500円や昨年11月21日の下値関門7,406円前後。需給面では公的
年金の運用資産のバランスを考慮した「買い」が期待され、日経平均が8,000円割れ
の水準では昨年11~12月時と同様に個人投資家の「押し目買い」も予想されます。
当面、外人投資家不在の相場展開とみられ、本格的な外人買いは夏以降に期待。
(5)東証36業種株価指数の「カギ足」チャートでは、先週末で「売転換」業種は
33業種あり、「買転換」業種は建設、非鉄金属、電機の3業種のみです。電機株は
昨年12月11日に「買転換」しましたが、安値から1割程度値上がりのあと、「ソニー・
ショツク」で現在「モミ合い」商状が続いております。
(6)日経平均の今後の上値ポイントはフシ目の8,000円。その後、カギ足の「買転換値」
の8,050円超となれば、08年9月以来の短期上値抵抗ラインが走る8,500円前後が期待
されます。円相場がポイント。1月15日に1ドル87円19銭と1995年以来の13年半ぶりの
「超円高」となりましたが、円相場が90円台に「やや円安」になれば、日経平均は
8,500円前後になるという<市場のセンチメント>が実現するのでは。
2009年1月26日 (月曜日) 17:10
日経平均、目先8,000円前後~8,700円のボックス相場か
【1】日米株価、底値圏でカギ足「売り転換」も
(1)日経平均は1月13日8,410円どころで、カギ足で「売転換」中となっています。
TOPIXも13日に「売転換」。NYダウは1月14日8,200ドルで、NASDAQも14日に
「売転換」と、日米主要指標はカギ足チャートで見る限り、目先調整・下値模索
の感が強そうです。
(2)ただし、日経平均は日足で見ると先週末「陽線はらみ足」を形成し、更に
週足でみた13週線は底入れから上昇に転じる見込みです。NYダウの13週線は
現在下降中ですが、あと3~4週後には上昇に転じるかと見ています。日米株価
の下値は限られた水準となるのでは。20日に就任するオバマ新政権に対する米株
の「ご祝儀相場」を予想する見方も多そうです。
(3)円相場は昨年9月1日1ドル107円70銭でカギ足「売転換」となり、その後円高
で推移となっています。円高相場は12月18日の87.19円と本年1月15日の88.75円
の二重底を打ち、円高も目先ピーク・アウトしたとみたい。現在円相場は1ドル91円
中台で推移しており、カギ足では終値で93.50円超となれば、短期的に「円安」が
定着するとみています。
(4)外国人投資家の売買シェア低下が鮮明になっています。三市場(東京・大阪
・名古屋)ベースでみて、昨年12月の売買シェアは53%(ピークは08年1月の69%)
となり、昨年9月以降の金融危機を反映したとみています。昨年は8年ぶりに売り
越し(▼約3.7兆円)。当面の外国人投資家はエクィティ投資に対しは<縮小均衡>
の型を続ける可能性大。もっとも19日外資系証券経由の寄り前は7日振りの買い
越しとなりましたが、小規模な買い越し(約30万株)でした。
(5)日経平均の今週の下値ポイントは心理的フシ目の8,000円前後。上値ポイ
ントは08年9月以来の上値抵抗ラインが走る8,700円前後とみています。今週も
<強弱感>が対立しており、押し目買い・吹き値売り方針で臨みたいと思います。
2009年1月19日 (月曜日) 16:36
方向感のない荒い値動きの展開
【1】チャートは逆風
(1)新年2日に9,088ドルの高値をつけたNYダウは、その後、4日続落。12日には
125ドル安の8,473ドルとなっています。13週線などを割り込み、カギ足チャート
では8,419ドル割れが次回「売りシグナル」であり、注意したいところです。
同じく、12日のNASDAQ指数は20pts安いの1,538.79ptsであり1,522pts割れが、
「売りシグナル」であり、今週割り込むかどうか注目したい。
(2)昨年12月10日、「底値圏」で買転換していた日経平均は12月25日からの
7営業日連騰で新年7日には9,325円と昨年11月2週以来の9,000円大台乗せとなり
ましたが、1月13日、422円安の8,413円でカギ足で「売りシグナル」示現となり
目先下値模索の動きが予想されます。
(3)東証1部の騰落レシオ(ADレシオ)も1月8日106.2%の水準で「売転換」し、
7日連騰からくる過熱感がでてきており、目先は調整を暗示しています。
(4)日経平均の下値ポイントは下値抵抗ラインが走る8,200円やフシ目と見られ
る8,000円前後。上値ポイントは9,000円や1月7日の上値関門9,325円前後あたり
とみています。
(5)今週も「強弱感」が対立する相場展開が予想され、好タイミングの押し目
買いで相場に対峙したいところです。