《 新年度入り相場に期待 》

【1】日本市場

(1)先週28日、年度末を控え機関投資家による「お化粧買い」が入り、日経
平均は上昇、カギ足でみて12,820円で「買転換」。今後この動きが続くかどうか
気になるところです。

・米金融機関の損失拡大観測、さらに米企業業績への影響懸念が残ります。業務
ソフト大手のオラクルが業績下方修正などが表面化。
・国内では、31日発表の2月の鉱工業生産、住宅着工ともに前月比2.0%程度の
減少となった模様です。4月1日には3月の日銀短観が公表されますが、民間設備
投資の動向や製造業業況判断は前期比7ポイント低下が予想されます。
・NY連銀の特別融資などで金融面の不安は多少沈静化しつつありますが、実態
景気面はこれからが正念場とみられます。


『スーパー・相場の女神』のザイナス

(2)3段下げ後の下値固めの段階か

・チャートをみると、日経平均は07年7月高値18,269円から、08年3月17日安値
11,691円まで3段下げ。
・その後、安値から8日間で約1,180円(+10%)上昇し、28日に日経平均はカギ足
で買シグナルが出現し、週足も07年12月以来の短期下降トレンドラインを陽線で
上抜き、「買転換」しました。
・ただ、週足で上値抵抗ラインに突き当たり、31日は日経平均は295円ほど値下が
りして12,525円。「気迷い」相場の展開となっています。多分にNYダウ安、アジア
株安などの影響がでているといえます。
・日経平均の上値ポイントはフシ目の13,000円や07年10月以来の上値抵抗ライン
が走る13,500円前後。
・下値のポイントは目先下値抵抗ラインが走る12,500円やフシ目の12,000円前後。

【2】米国市場

(1)今週、米国では2つの重要な経済統計が発表
・4月1日、ISM(米供給管理協会)から3月の製造業景気指数がでますが、2月の
48.3%から47.9%程度の市場予想であり、好不況分岐点の50%ラインを2ヵ月連続
して割り込みそうです。
・4日には3月の雇用統計発表。市場予想では前月比45,000人減少とみており、03年
春以来の雇用情勢悪化懸念となり、相場に響きそうです。

(2)3月18日現在、NYダウ、NASDAQともにカギ足では「買転換」中となっています。
・NYダウの上値ポイントは07年12以来の上値抵抗ラインが走る12,350ドル前後。
さらに上値のフシ目は3月24日の12,622ドルや2月27日の12,757ドル前後が予想さ
れます。
・下値のポイントは、フシ目の12,000ドル~12,200ドルや06年7月以来の下値抵抗
ラインが走る11,900ドル前後。

日経平均 カギ足チャート
2008年3月28日
12,820円で買転換出現


TOPIX カギ足チャート
2008年3月3日
1,271ポイントで売転換出現


東京為替 カギ足チャート
2008年2月29日
104円30銭で売転換出現


NYダウ カギ足チャート
2008年3月18日
12,393ドルで買転換出現


NASDAQ カギ足チャート
2008年3月18日
2,268ポイントで買転換出現

2008年3月31日 (月曜日) 19:01