日経平均、13,000円挟む相場展開か

国内では6月の機械受注や7月の景気ウオッチャーの発表、海外では米FOMC,ECB
理事会やOECD6月景気先行指数などの発表があります。この夏場以降の内外の
投資環境がどうなるか見極めたいタイミングか。さらに主要企業の決算発表の
ピークを迎え業績見通しを再確認したいところです。


『スーパー・相場の女神』のザイナス


◆ 心理的抵抗の13,000円の攻防

(1)最近の日経平均は米株安などがあったとはいえ、戻りのフシ目である
  13,500円を上抜けず、やはり上値の重たさが残ります。
(2)カギ足チャートを見ると、日経平均、TOPIXとも6月央に「売転換」中で
  あり、当面下値模索の段階とみています。
(3)日経平均の下値は年初来安値の11,691円(3/17)と12,671円(7/16安値)
  を結んだ延長線上に1万3,000円が位置しています。この心理的抵抗ライン
  を割り込むと7月安値の12,671円も下値の視野に入ってきます。
(4)下値固めのあと、日経平均の上値ポイントは短期上値抵抗ラインが走る
  13,300円前後。さらに中期的にはフシ目の13,500円に挑戦も。
(5)現在NYダウ、NASDAQは「買転換」であり、東京マーケットにとって心強い
  限りです。NYダウでみる今後の上値ポイントは日足での上値抵抗ラインが
  走る11,550ドルや7月23日の上値関門11,698ドル前後。米景気、金利、原油
  先物次第では波乱も考えられ、NYダウの下値は11,200ドル前後も考えて
  おきたいところです。

◆内外景気動向に注目

(1)米実態景気。米国では5日に米ISM非製造業景気指数(市場予想48.0)、
  7日には6月の中古住宅指数、7月のチェーンストア売上が発表されます。
  先週、4~6月期のGDP(1.9%)発表があり、市場予想を下回りました。
  足元の景気はハッキリしない状態が続いているようです。
(2)金融政策。5日に米FOMCが開催される。FF政策金利は2.0%維持の想定です
  が、バーナンキ議長がインフレ懸念を前面に出せば、金利先高観も。
(3)国内。景気指標では7日に設備投資先行指標である6月機械受注と7~9月期
  の受注見通しがでます。8日には7月景気ウォッチャー調査が発表され、景気
  認識も「踊り場」から「後退」感が支配するかどうか注視したいところです。
(4)企業収益見通し。4~6月期は需要後退・原燃料高・円高を背景に、前年比
  15%程度の連結減益と言われています。09年3月期通期では7年ぶりの減益
  予想であり、減益下での逆業績相場の展開か。
(5)その意味で主要企業の決算に注目。5日三菱UFJ、ソフトバンク、6日清水建
  NTT,7日にトヨタ、住友不動産などがあり決算注目度が高まつてきましょう。

日経平均 カギ足チャート
2008年6月12日
13,890円で売転換出現


TOPIX カギ足チャート
2008年6月9日
1,397ポイントで売転換出現


東京為替 カギ足チャート
2008年7月23日
107円70銭で買転換出現


騰落レシオ カギ足チャート
2008年7月17日
72.45%で買転換出現


NYダウ カギ足チャート
2008年7月17日
11,447ドルで買転換出現


NASDAQ カギ足チャート
2008年7月23日
2,326ポイントで買転換出現

Monday, August 4, 2008 5:22 PM