反騰相場期待
今週の日経平均は米国株高とNY原油安、円安進行を受けて自律反発の相場展開
が期待されます。
原油先物相場の急落をうけて、世界的にインフレ懸念が後退してきたことが、
相場を下支えしだしたと言えそうです。日経平均も先週末のオプションのSQ値で
ある130,32円60銭を大きく上回り、先行き明るい相場展開を暗示していると考
えたい。
◆ テクニカル指標は「反発」暗示
(1)NYダウ、NASDAQ指数ともに7月半ばにカギ足で「買転換」しており、特に
NYダウは中段圏での「買転換」であり心強いとみています。先週末、302ドル
高の11,734.32ドルと戻りのフシ目を上抜いてきました。一方、NASDAQも4週連続
の陽線足。当面NASDAQは上値抵抗ラインが走る2,400ptsをキープできるかどう
か注目したい。
(2)6月上旬に「売転換」した日経平均およびTOPIXは週明け8月11日、ともに
「買シグナル」が出現。
(3)騰落レシオも7月10日66.8%で底打ち後、現在88.9%程度で推移しており、
「過熱感」は無いといえそうです。
(4)日経平均は5日、25日移動平均線をいずれも上回ってきました。さらに、
5日移動平均線が25日移動平均線を近々上回り、ミニ・ゴールデンクロスの動き
が期待されます。
(5)上値のポイントは日経平均でいえば目先は7月24日の上値関門の13,603円前後
を目指す相場展開が予想されます。
◆ 原油、為替、日米景気動向を注視
(1)NY原油先物相場は先週末、前日比4.82ドル安の1バーレル115.20ドルと急落
した。今年7月初旬のピーク時の146ドル台からみて21%程度下げた事になります。
原油安発からインフレ懸念が多少薄らいでいくのか注視していきたい。
(2)円ドル相場は1ドル110円台に乗せてきました。今年3月17日の95円77銭まで
の円高局面からみると、円安にスイッチ。7月23日107円70銭でカギ足で円安暗示の
「円安転換」となっています。目先110円~113円前後への動きが予想されます。
(3)今週景気実勢を示す重要指標が多い。国内では12日に6月鉱工業生産改定値、
13日には4~6月期のGDP(前期比年率-2.3%予想)、14日には7月首都圏新規マン
ション発売などに注目。米国では13日に7月小売売上高、14日には7月消費者物価
(前月伊比0.4%予想)、15日には8月のNY連銀製造業景気指数などがあり、相場の
上で、当面注視しておきたいところです。
2008年6月12日
13,890円で売転換出現
2008年6月9日
1,397ポイントで売転換出現
2008年7月23日
107円70銭で買転換出現
2008年7月17日
72.45%で買転換出現
2008年7月17日
11,447ドルで買転換出現
2008年7月23日
2,326ポイントで買転換出現