値動き荒く、押し目買いの展開か
前週末のNY株高、原油安、円安などの外部環境の改善を好感して、主力株中心
に大幅反発。本日の日経平均は212円高の12,878円で引けました。
ただし、ここ連日売買代金は2兆円割れと薄商い状態であり、ここからさらに
上値追いするにはエネルギー不足は否めないとみられます。今週後半には米国
7月住宅統計や日本の7月鉱工業生産の発表などがあり、数値次第では波乱も考
えられます。押し目買い方針がベターか。
◆ 「日経平均、13,000円の攻防」
(1)女神のカギ足チャートでみて、6月12日13,890円で「売転換」した日経平
均は先週末でさらに「売シグナル」示現となっています。まだ下値模索の段階
とみています。仮に反発して13,170円を2文(20円)上抜けば、「買シグナル」
となりますが,注目したいところです。
(2)週足でみた日経平均は先週末に、三角保ち合いを下放れています。07年10
月11日高値17,488円からの中期上値抵抗ラインと08年3月17日安値11,691円から
の短期下値抵抗ラインのいわゆる「三角保ち合い」を8月22日12,631円で下抜け
となっています。先物主導の荒い相場展開が予想され、再度下値を調べる動き
が予想されます。
(3)カギ足チャートでは、NASDAQは7月23日に「買転換」し、現在も買転換中
ですが、NYダウは先週8月19日、11,349ドルで「売転換」しました。ここ反発し
ていますが、まだハッキリしません。NYダウの下値ポイントは日足での下値抵
抗ラインが走る11,350ドル前後や8月20日の下値関門11,291ドル前後。
◆ 米住宅指標や日本の鉱工業生産動向に注目
(1)今週は日本の景気動向を示す重要指標が発表される。27日、自動車大手5
社・7月生産・販売実績、28日にはトヨタ経営説明会、29日7月自動車輸出と自
動車関連指標がよていされ注目したい。また28日に全国消費者物価(前年比2.2%)、
29日7月鉱工業生産、7月住宅着工などの景気の先行きを占う上で重要なデータ
が発表されます。
(2)米国では、重要な住宅指標が発表されます。25日~26日にかけ米7月中古・
新築住宅販売およびケースシラー住宅価格指数がでます。金融不安から脱却で
きるかどうか注目したいところです。
(3)米4~6月のGDP改定値が発表される。前期比年率ベースで+0.9%成長から
+2.8%成長と市場では上方修正を予想しています。ただし、上方修正分の大半
は外需中心で「内需不振」が逆に鮮明になるリスクがあり、市場は注視している。
(4)26日には米8月消費者信頼感指数、29日米8月シカゴ購買部景気指数なども
発表され、消費者マインドを見るうえで注目したいところです。
2008年6月12日
13,890円で売転換出現
2008年6月9日
1,397ポイントで売転換出現
2008年7月23日
107円70銭で買転換出現
2008年8月22日
85.66%で売転換出現
2008年8月19日
11,349ドルで売転換出現
2008年7月23日
2,326ポイントで買転換出現