日経平均、反発期待

◆ 日経平均、9,400円~9,500円の戻り期待

(1)10月相場は荒れやすいというジンクスどおり,日経平均は12,000円から
<つるべ落とし>の下げで10月28日にはザラ場で6,994円と26年ぶりの7,000円
割れ。しかし、日足チャートを見ますと10月10日の安値8,115円と28日の安値
6,994円でダブルボトム打ちの感があります。

(2)3連休明けの4日、日経平均はNYダウ堅調、円安・ドル高、政府の追加経済
対策を好感し、537円高の9,114.60円で引けました。カギ足でみて日経平均は
「買シグナル」示現となり、TOPIXも43pts高の910.70ptsとなり「買シグナル」示現と
なり、相場づきが変わってきたようです。
また外国人投資家がよくみるドル建て日経平均は91.95ドル(先週末では91.44ドル)
が次回「買シグナル」であり、注目したいと思います。

(3)値ごろ感から実需買いが目立ちます。個人投資家は10月第4週までで押し目
買いスタンスで累計9,189億円買い越し、上場企業の自社株買いや公的年金中心に
信託銀行が約8,000億円買い越しとなっています。パニック的な売り一巡とカラ
売り規制強化から「底割れ感」が乏しくなったとみております。

(4)日経平均の上値ポイントは10月21日の上値関門9,358円や25日移動平均線
の9,418円、さらに10月15日の上値関門9,601円前後とみています。下値ポイント
はフシ目の8,000円前後を見ておきたい。

(5)一方、NYダウはカギ足でみて10月28日9,065ドルで「買転換」となり、11月
3日には9,319.83ドルと上伸しています。NASDAQはあと50pts上がれば、1,770pts
を越えて「買シグナル」示現となります。

(6)NYダウは7,803ドル(10/10安値)と8,144ドル(10/27安値)でダブルボトムを
打っています。NYダウの戻りのフシ目は10月29日の上値関門9,363ドルや10月14日
の9,794ドル前後が考えられます。下値ポイントは10月27日の下値関門8,144ドル前後。


『スーパー・相場の女神』のザイナス

◆ 主要国の景気・金融政策に注目

(1)まず米大統領選挙の行方に注目したい。11月4日大統領選と上下両院議員選挙
が行われますが、民主党のオバマ氏が優勢の模様で、選挙結果は日本時間5日正午
には大勢が判明する模様です。

(2)民主党・共和党両陣営の経済政策の具体化に注目したいものです。オバマ
民主党は公共事業積み増し・雇用の創出を掲げ、マケイン共和党は法人税引き下げ・
競争力強化を挙げています。

(3)米景気は08年7~9月期前期比年率マイナス0.3%と7年ぶりの大きなマイナス、
雇用も08年1~9月期連続減少し、76万人の失業者、6.1%の失業率と悪化しており、
実体景気への不安は依然続いています。6日に発表される10月の失業率は6.3%が
予想され、米大統領選では金融危機に見舞われた経済再建での具体的な政策がカギ
を握りそうです。

(4)主な金融・景気対策スケジュール
・11月5~6日 英中銀政策委員会、6日 ECB(欧州中央銀行)理事会開催
・11月15日 ワシントンでG20サミット。インパクトのある政策協調がでるか注目。
・11月5日 日銀白川総裁の講演、6日 日本9月景気動向指数の発表
・<4~9月決算>発表
  4日 大和ハウス、武田薬、塩野義、住友重機、NTTデータ、キリンHDなど
  5日 オオクマ、三洋電機、いすず、三井物産、カプコンなど
  6日 三菱レーヨン、ローム、トヨタ、ニコン、住友不動産、山田電機など
  7日、味の素、東レ、住友ベーク、カシオ、オリックスなど
決算発表も今週でピークを迎えたといえます。今下期も経常減益模様で09年3月期
通期でみて連結経常利益は7期ぶりの23%程度の減益の予想の模様です。


日経平均 カギ足チャート
2008年6月12日
13,890円で売転換出現


TOPIX カギ足チャート
2008年9月2日
1,212ポイントで売転換出現


東京為替 カギ足チャート
2008年9月1日
107円70銭で売転換出現


騰落レシオ カギ足チャート
2008年10月24日
61.77%で売転換出現


NYダウ カギ足チャート <br />
2008年10月28日
9,065ドルで買転換出現


NASDAQ カギ足チャート
2008年9月29日
1,984ポイントで売転換出現












Tuesday, November 4, 2008 5:44 PM