日経平均、「買転換」となるか !?

【1】明るさますテクニカル指標

(1)日米株価指標はダブルボトム打ちか
NYダウは10月6日の安値7,803ドルと11月21日の安値7,392ドルで、NASDAQ指数も
10月24日安値1,494ptsと11月21日安値1,295ptsで、両指数とも右肩下がりの
ダブルボトム打ちしてきたのではないでしょうか。
また日経平均は10月28日安値6,994円と11月21日安値の7,406円で、TOPIXは10月
28日安値721ptsと11月21日の安値753ptsで、しかも両指数とも「底値圏」で、
右肩上がりのダブルボトムを形成したとみられます。
日米株価は2003年春以来の「歴史的安値」ゾーンにあるのではないでしょうか。

(2)カギ足チャートでのチエック・ポイントとして次回「買シグナル」を整理
しておきます。日経平均は8,460円、TOPIXは946pts超、、NYダウは8,425ドル、
NASDAQは1,597pts超となります。今週、主要指標で「買シグナル」が出てくるか
否か注目しています。

(3)今後の展開。日経平均の今後の下値ポイントは11月13日の下値関門に当る
8,148円前後や心理的抵抗の8,000円。上値のフシは25日移動平均線の8,501円や
11月のSQ値8,628円前後と見ています。崩れ「逆三尊」を形成するには9,521円
(11/5高値)抜けがポイントになります。

(4)一方、NYダウの下値ポイントはフシ目の8,000ドル前後。上値ポイントは
11月14日の上値関門に相当する8,923ドルや9,000ドル前後でしょうか。

(5)相場の人気動向を示すADレシオ(騰落レシオ)は11月4日74.9ptsでカギ足
「買転換」したあと、現在97~100ptsで推移しており、まだ相場の過熱感ない
と見ています。


『スーパー・相場の女神』のザイナス


【2】国内外の実勢悪と政策進展との「綱引き」か

(1)2009年の米国経済はFRB見通し-0.2%とマイナス成長に転落する予想です。
先月失業率は6.5%の高水準、さらにGMの「破産法」検討事項を含めたビツグ3
経営難の今後の行方、27日の米10月新規住宅販売個数の発表など景気実勢悪を
示すデータで波乱要因もあります。

(2)一方新たな進展も期待されます。オバマ次期民主党政権は次期財務長官と
してガイトナーNY連銀総裁を招請する動きがあります。ガイトナー氏はルービン、
サマーズ両元財務長官に信認が熱く、3月のベアー・スターンズや9月のリーマン
破綻にもかかわり、市場配慮のカジ取りに期待がかけられています。

(3)12月には米欧は「利下げ」を視野に入れだしました。4日には英イング
ランド銀行は0.75%下げ、16日には米FRBが0.5~0.75%程度の利下げなどが予想
され、「世界同時不況」と「金融危機」の長期化回避に本格的に動きだすことを
期待したいところです。

(4)米国政府は経営不振のシティグループに公的資金200億ドル注入しました。
あとは米国産業の「屋台骨」である自動車業界に今後どのように対応していくか
注視したいところです。

(5)主要な景気指標

25日(火)米9月ケース・シラー住宅価格指数、11月消費者信頼感指数の発表
     米7~9月GDP回霊地(前期比年率―0.5%予)
26日(水)米10月耐久財受注、10月個人支出
     米10月新築住宅販売(前月比―3%予)
27日(木)感謝祭(休場)

25日(火)11月日銀金融経済月報、10月スーパー売上高
26日(水)日銀平川総裁の講演(東京大学)
28日(金)10月鉱工業生産(前月比-2.7%予)の発表
     10月住宅着工  など
日経平均 カギ足チャート
2008年6月12日
13,890円で売転換出現


TOPIX カギ足チャート
2008年11月12日
875ポイントで売転換出現


NYダウ カギ足チャート
2008年11月12日
8,283ドルで売転換出現


NASDAQ カギ足チャート
2008年9月29日
1,984ポイントで売転換出現


東京為替 カギ足チャート
2008年9月1日
107円70銭で売転換出現


騰落レシオ カギ足チャート
2008年11月4日
74.91%で買転換出現















Tuesday, November 25, 2008 4:33 PM